ラダックの子供たちにより良い学習環境を

初めまして、Masumiです。

シンギングボウルを使った音のセラピーをしています。

勉強のためインド北部ラダック地方を訪れたとき、街の小さな私立学校ラムスタン・モデル・スクールに出会いました。

かつて仏教国ラダック王国として栄えたこの地方では、チベット文化が根付いています。そんなラダック地方特有の言語や文化をカリキュラムに組み込むことで、その地方の伝統的生活様式や文化価値を未来に残していきたいという志を持つこの学校は、今大きな経済的支援を必要としています。

現在学校には50名の生徒が通っています。生徒のうち20％が恵まれない家庭の子供たちで、学校が彼らの学費を負担しています（授業料は平均1ヶ月約6200円）。

教室は小さく、数が足りません。11学年の生徒たちが、8つの小さな教室をシェアしながら使っています。

図書室、実験室、給食室、食堂、集会用ホール、教員のための職員室もありません。

水道システムがなく、貯水タンクから水を運んで手を洗っています。適切なトイレもありません。

さらにスクール・バスも必要です。生徒たちの多くは遠方から通っており、学校から20km以上離れた村から毎日通う子どもたちもいます。

現在学校では2台のバスをレンタルしており、1台につき毎月5万インドルピー（約88000円）、そしてドライバーひとりあたり月15000インドルピー（約26500円）を支払っています。

スクールバスを2台購入するには150万インドルピー（約265万円）が必要です。

また、経験豊富で優秀な教員への適切な給与も必要です。現在8人の教員がおり、2人はボランティアで教えています。夏と冬の合計2ヶ月の休暇を除く期間の給料は1ヶ月約15万インドルピー（約265000円）です。

最後に、将来の望みとしてホステル（寮）の建設があります。毎日通学ができないほど遠くに住む生徒たちは、今レー周辺にある施設を借りて滞在しています。ホステル建設には約300万インドルピー（約531万円）の費用が見込まれます。

そんなラムスタン・モデル・スクールを支援したいと考え、ファンドレイジングを始めました。

みなさんの寛大なご寄付によってラムスタン・スクールはラダックの文化継承者となる子供たちに最善の教育を施すことができます。

シンギングボウルによるヒーリング・セッションやコンサートのご依頼もお待ちしています。収益から交通費を引いた額をすべて支援に充てます。

みなさんのご協力をなにとぞよろしくお願い致します。